独立行政法人福祉医療機構子供の未来応援基金 未来応援ネットワーク事業

2021年度 養育困難家庭の子育て応援とシングル家庭の親の就労を応援する事業

助成決定をいただき、心より感謝申し上げます。助成金は、以下のとおり活用させていただいております。

 

 

事業概要

◆養育困難家庭(10代の親、精神疾患、病気加療中の親等)や生活保護世帯・非課税世帯を対象に、送迎付きで未就園児の保育を行い、親の安静を保証する事業。

母親が子どもの精神的な安定を図り、母親が安心して治療に専念する為には、子どもが通園する保育園を最大限に活用しながら、保育園利用時間外を預かり、親と生活できる体制づくりが望まれる。

◆シングル親が安心して就労または学業に専念できるよう、保育園の利用時間外である日曜日や祝日・早朝・深夜の保育及び病児後保育を確保し、雇用の安定を図り、就労・学業の継続を応援する事業。

目的と活動内容

・資格取得の為に入学したシングル親や、一人親家庭で早朝・深夜・夜勤の勤務に入る方が、学業・就労を継続する為には、保育園が開いていない時間帯や日曜・祝日など、多様な預かり保育が求められる。

 また、子どもの病後児保育がなければ、仕事や学業の継続は極めて困難である。

・3歳未満児を在宅でみている生活保護及び非課税世帯の場合、民間の認可外保育施設では低料金で預けられるシステムではない為、預けにくい。親の育児負担を軽減するとともに、子どもの成長・発達を促す為には、小集団保育が必要である。

・利用児の保護者懇談会を開催することは、地域のネットワークを構築し、より子育てしやすいまちづくりの足掛かりとなる。

 

柱1)十代の親と養育支援家庭の就労及び学業継続のための病後児保育

 

柱2)養育困難家庭及び精神疾患治療中の就労・学業支援

 

柱3)養育困難(出産後4カ月未満を含む)家庭の平日の保育(低料金での実施)